『武装少女マキャヴェリズム』が最終回を迎えました。
ヒロインの一人、鬼瓦輪がツボに入って毎週キャラ萌えを楽しめたこの作品。
輪は主人公・納村不動に対してずっとツンデレでしたが、最終回のデレ方が面白かったので書いておこうと思います。
それはずばりアクセント。
納村はアクセントを前に置いた「の↑むら→」と呼んでくれ言っており、ほかのキャラは皆それにならっています。
そんななか輪だけはかたくなに「のむら→」と平坦なアクセントで呼びつづけます。
BD&DVDの宣伝ではそれがネタになり、納村からアクセントを前にと言われて「ブ↑ルーレイ→」とおかしな発音をしていました。
しかし最終回。
女帝・天羽斬々との殴り合いに倒れそうになった納村をはげますために声をかけた輪の叫びは「の↑むら→!!!」とアクセントが前に置かれていました。
ということは、輪は言葉のクセで平坦になっていたわけではなく、呼ぼうと思えばアクセントを前に置けたわけです。
それでも意識して平坦で呼んでいたわけとは。
つまり、これが輪としては自分は特別な存在だぞという納村に対してのアピールだったのではないでしょうか。
なんて涙ぐましい努力でしょうか。さっぱり効果があったとは思えませんが!
体勢を立て直した納村に対してはまた「のむら→」と呼んでいたあたり、正しいアクセントで呼んであげたい気持ちがどこかにあって、とっさに出てしまったんだと思います。
エピローグでは正しいアクセントで呼ぶことになりましたが、その前に呼んでいたことも本人は覚えてないんだろうな―と思うと不器用な輪がカワイく見えたのでした。
来月からはどんなカワイイ子が見られるのか、楽しみですね!